入社3ヶ月で心折れる「何してるんやろ」
――入社時に不安はありましたか?
木下さん 不安だらけですよ。ハウスメーカー各社によって工法が異なるので、自主学習しようにもできないじゃないですか。それにマニュアルを見るだけではなかなか頭に入ってこなくて、現場での経験ともうまく紐づけができませんでした。正直、入社から3ヶ月はほぼ何も理解できない状態で、本当にしんどかったですね。自分でも「何してるんやろ」って悩むことのほうが多かったです。
ただ、それから他メンバーが施工している現場を見に行って、たくさん写真を撮りながら、自分なりに少しずつ理解していくことができるようになって。ある日、現場を任せてもらって、その現場でようやく独り立ちすることができました。他のハウスメーカーでは、未経験の新入社員の現場監督にそういった経験させてもらえるところはあまりないと思います。
上司にフォローしてもらいながら無事完成させることができたので、施工管理の仕事を続けてみようと思うことができました。自分の担当工事でもないのに、そこまで面倒を見てくれたことに感動しました。
入社してから本当にきつかったんですが、この現場をきちんと完成させることができたので踏ん張れたと思っています。なので、入社したばかりの現場監督に向けては、「つらいこともあるけれど、1棟完成するまで頑張ってみよう」と伝えたいですね。
つらい時期を乗り越え、入社9ヶ月で25現場を任されるように
――今はどれくらいの現場を見ているんですか?
木下さん 入社9ヶ月目で25件を見ています。物事が分かりはじめると、職人さんの話も理解できるようになってきたこともあり、住宅を完成させたときにはよりいっそうの達成感がありますね。

入社9ヶ月で今や25件の現場を見るまでに成長
――今は仕事が楽しいですか?
木下さん 1棟ごとに施工内容は異なるために、施工方法も毎日「これ知らんかったな」っていう発見の連続です。覚えることが本当に多い建設業界のなか、立ち上げで飛躍的に成長性している関西事業部は、とくに関西事業部は立上げ期で飛躍的に成長している部門なので、担当棟数も多くて。監督として知識や経験をどんどん積むことができているので、飽き性だった私も仕事を楽しめています。
――完成したときには、お客様から感謝の言葉を掛けられることも多いでしょう。
木下さん きれいな家に仕上がって、自分がこだわったポイントをお客様が喜んでくれたときは嬉しいですよね。本当にやりがいのある仕事だと思います。
潜在的な現場監督の入職希望者は確実に存在する
――現場監督は常に入職者が少ない情勢にあります。ただ、木下さんの話を伺ってみると、潜在的な入職希望者は一定数いるように思えます。
木下さん 私も、就活生や若者たちに何が刺さるかについて考えたことがあるんです。そもそも、未経験者から見たら、現場監督って何をする仕事なのかピンとこないんですよね。まずは業務内容をもっと分かりやすく、オープンに伝えていかなければいけないと思います。
何も分からないままの入社でしたが、最初の戸建住宅の現場が終わったときには、言葉には言い表せない達成感を感じることができたので、早い段階で仕事の魅力付けをすることが大切だと思います。
――今後、こうなりたいという技術者像はありますか?
木下さん 今は分譲住宅の現場で数をこなしていますが、今後は注文住宅にも挑戦したいですね。今後1~2年間は、分譲住宅の現場監督でしっかりと自分のスキルを上げ、そこからマネージャー昇格を目指していくつもりです。
参考:「#越境採用サイト」
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そんなに仕事が好きなら次は50件仕事を抱えて下さい。
給料は変わらないと思うが
やる気があって楽しいのなら今後もガンバレ!ただし彼が一人で見ているだけなら元請けは業法違反じゃないのか?
まさに見てる、やもんな。
診てないし、視てない。職人に感謝しかないわホンマ。
一人で25件。
申し訳ないけど、ありえない〜
9ヶ月で25件ただ見るだけなら可能。
しっかり観るなら木造の一般住宅でも25件はムリな件数だと感じる。
(ただココに限らず一人あたりの分譲担当件数は、どのハウスメーカーも多いのはある)
よほど現場管理のツールが優れているんでしょう。
仮に一日に25件の内、10件の現場に足を運んだとすると、8時間×60分=480分÷10=48分/件
移動等も考えたらムリだよなぁ多分。
異業種からの転身なら施工管理の資格もまだ先だろうし。これから大変なことが多くあると思いますが、がんばってください。
担当するだけなら馬鹿でも出来るを地で行ってそう
せっかくつらい時期を乗り越えたのに25現場も任されてるとか、会社はそいつがいつ壊れるか実験でもしてんのか?