結局、人任せな建設業界
以前勤務していた会社でこんな話を聞いたこともある。
その会社も「準大手ゼネコン」と呼ばれるほど有名企業だったが、ある年の土木系新卒者の採用人数が一桁だったというのだ。
数名しか採用枠を設けていなかったわけではなく、採用人数は30人程度を定員にしていたが大惨敗。もちろん採用活動には全社で注力しており、OBを大学に送り込み、説明会を開催するなど精力的にアピール活動をしていたそうだ。
だが、この会社の人事部も、はたから見ていると本気でやっているのか疑問だった。大学を訪問したり、OB訪問をさせたりするのはいいが、前述した某中堅ゼネコンの所長と同様、採用に対する「熱意」が感じられなかったからだ。
それは現場でも感じることで、口先では「人がいない、人が足りない」と言うものの、「人材紹介会社に聞いてみよう、派遣会社に聞いてみよう」と人材会社にあたってはみるが、結局そこで行動するのをやめてしまっている。
人材会社あるいは求人サイトにお金を払って、採用できなければ相手のせいにするだけ。つまり、人を探しているようで、本気で探そうとしていないのだ。
その姿を見て私は会社にも人にも幻滅してしまった。人手不足の現状に対してどこか他人事で、責任放棄しているようにしか思えない。
本気で人を採用したいのであれば、例えば広報や人事の体制を刷新する、労働環境や勤務形態を見直す、給与や福利厚生などの待遇面を改善するなど、やれることはまだまだあるはずだ。
建設業界の人手不足に対する危機感は、所詮まだその程度ということだ。
人手不足ではなく奴隷不足
とよく言われますね
設備投資に尽きると思います。
工具が揃っていない会社が多い。
高額の工具を買うのは新人には難度が高いし、パソコンやカメラで使うiPadも高い、古い設備でやるのは限界があるのにそれに固執する会社。
手間が多くて利益も出ない。
残業すれば説教。
設備投資しない会社に未来は絶対にありません。
日々工具も進化してるし、職人さんもその工具を生かしてます。
いかに早くやろうと必死です。
先頭に立つ現場代理人が昭和のやり方じゃ進むものも進まない。
なんで人任せな考えが蔓延しているのか?という考察が無い。
その考察を支える客観的な根拠が示されていない。
今のままではただの愚痴の書きなぐりでしかない。
推敲して書き直して下さい。
でも愚痴の書きなぐり以外を書く義務なんてないんですけどね
私の思ってたことを見事に具現化して頂いた良記事と思います。
前の会社(建設コンサルタント)の退職理由が真にそれでした。
業界の就職セミナーに社長と部長と私とで参加しました。対面の同地区の同業者は、用意したパイプ椅子が足りないほどの就活生を集めたのに対し、前の会社は0人でした。
なぜこうなったかを考えました。同じ地区の会社、同じ規模の会社、同じ業務内容の会社で外的要因は差はない。つまりは『社長がどれだけ人が欲しいと考えて、いままで本気で活動してきた差』が具現化したという私の中の結論にいたり、その場で退職を決意しました。
『人が足りない』と言っている会社ほど、何も行動しておらず、怠けていたり、能力不足を時代のせいにしているだけだと思います。
民主党政権が終わり、約10年経ちます。建設業が冬の時代で、生き残りに必死で人材確保まで気が回らなかったことは理解できます。しかし、建設業冬の時代から、アベノミクスの雪解けが進みはじめて10年経っていまさら人手不足と嘆いている経営者は、ただの準備不足、あるいは能力不足、もしくはその両方です。
人がいない、、、は会社の言い訳でしかないと思う。二度と建設業はしたくない。
仕事内容などの問題ではなくて、業界全体の考え方。建設業だから仕方ないって、、、そりゃ辞めるわ
外国人をたくさん入れよう
タイ、ミャンマー、フィリピン、ベトナム、ネパール、インドネシア、マレーシア
いっぱいいますね