技術と知識を早く身につける方法
先日、他社(他業種)の若い子としゃべっていて、「どうやったら技術とか知識とか早く身につきますか?」って話になって。
皆さんはどのように思われますか?
我々は法面屋ですが、業種が変われど技術職なわけですよ。だから、どの仕事もほとんど共通しているので同じように考えられると思います。
今の時代と逆行していることを書きます。
イマドキ何言ってるんだ?
馬鹿なのか?
って思われるでしょうが、私が思うことはただ1つ。
時間と量です。
技術力と知識はすべて時間に比例していると思っています。人一倍仕事して、誰よりも経験する。それには時間が必要なんです。
経験することで技術力が生まれ、経験したことに対し勉強することで知識と技術がリンクする。これを何回も何回も繰り返すことで身につきます。
だから時間と量が大事。
仕事ができる人はこれを当たり前だと思っていると思います。気のせいかもしれませんが(笑)。
結局それをやるか?やれるか?やらないか?だけの話なんです。時間と共に量は質に変化していくので、クオリティはどんどん上がっていきます。
言わんとしている骨子を完全否定はしないが、凄く視野の狭い人の意見だと感じました。
建設業の中でとりあえず公的な仕様書を出している物で区分すると
土木、建築、解体、電気設備、機械設備と大きく5つに分けられると思います
そんな前提の上でですが
>法面屋の在り方くらいは法面屋が決めていきたいところですけどね~。
土木工事の中の更に細分化された1工種だけの世界を語るなら、どこの立場の人も一緒なのに、自分たち法面屋は特別!って思想が見えちゃいます。
グレーよりな話でいえば、仕事って何?って事を考えれば、若い人ほど残業はすべきでは無いですよ。
定時で本当の仕事。
自宅に帰ってから業務中に渡された冊子を読み、紹介されたサイト、動画を見て、、
何が何でも実務で無いと学べない!残業規制は悪だ!って人は、パワハラの権化の可能性大ですね
実際問題、個人の資質、職場環境によっては残業100時間超えても平気な、健全な場合もあるでしょうが、
しかしそれを人に強要する人は残業することによる他人の負担を理解していないと思います。
それをどんな場合は~ってのを理解できない人が大勢いるから、一律の規制が必要なんですよ
若いうちは残業してめいいっぱい仕事しろってこと?定時で仕事終われないような業界は悪だと思うし、定時で仕事終われないような人こそ
能力がないのかなと。時間をかけないと技術が身につかない言いたいことは分かるけどいつまでもそんな考えしてたら建設業界いつまで経ってもブラック業界と揶揄されるよ
量が質を産む技術職は、本来なら武術家のようにひたすら経験を積んでいかないとモノにならない。
でも今は社会がその在り方を許さない。
重機の練習していいかと聞いたら1人作業になるからダメ、
残って勉強していいかと聞いたら残業扱いになるからダメ、
休日に置き場使って練習していいかと聞いたら出勤扱いになるからダメ、
やる気があっても活かせる環境がない。
韓国に技能五輪金メダル獲得数50年近く負けてても当たり前。
技術大国日本はもう過去の話。
この問題こそ根幹なような気がするので暗にブラックの一言で一蹴するべきではないです。
まずこの業界は経験工学ということはやればよくわかります。それは技術的、知識的な面においても、対人関係においても。
だから良いだろという話しではありませんが、よって若手が最初の内は残業するのは至極当たり前です。やったことないのですから。
でここからがネックで、日本では能力による差では極端な話し解雇や減給できません。また諸外国と比較すると資格取得などのキャリアアップは基本個人が行うの対し日本は企業が行います。
赤字で且つ時間がかかります。この結果世界的に高品質で低価格なライフラインを享受できています。その裏で過酷な現状があります。
それがいけない良いではないです。それじゃなきゃブラックだと言うなら発注者(納税者)の意識を変えない限りむりです。
当然工期(1日の道路規制時間)等影響は出るし公金の費用も高くなります。他にもカスハラ的なものの対応なども無視する必要がでてきます。迂回路があるのに通行止めに対し必要以上に暴言を吐いたり、臨時駐車場があっても遠いから協力しないと言ってみたり、徐行しないで突っ込んできて誘導が悪いとクレームいれたり、バーを乗り越えて侵入してきてクレームいれたり。
もう安かろう良かろうの視点をやめない限りは厳しいでしょう。
出来ないところは淘汰されれば良いのであれば、一時的かも知れませんがライフラインの質は間違いなくさがります。
意見は色々あれど、時代に逆境したことを発信できる人は大好きです