即戦力として面接なく採用
以前私の職場(発注者支援業務)に、即戦力として面接なしで採用されたAさんという方がいました。
Aさんは、大手建設コンサルタントで現場監督をしていた40代の方で、技術士(鋼構造及びコンクリート)や1級土木施工管理技士、コンクリート診断士など多くの資格を保有していました。
会社としては、コンサルタント業務に必要な技術士を取得していたため、履歴書だけで採用したそうです。むしろ、なぜ発注者支援業務に?と私は思っていました。
即戦力と判断した会社は、すぐにAさんを現場技術員として現場へ派遣しました。
発注者側も有資格者、現場経験も豊富ということで、快く受け入れてくれました。Aさんは難工事の経験もあり、様々な人から相談されることもしばしばあったようです。
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「こんな退屈なことをすることではない」
ある日、Aさんは急に「技術士の仕事はこんな退屈なことをすることではない」と管理技術者に報告したそうです。
そのように報告した背景には、現場技術員が数量計算や図面など、本来発注者がしなければならないことを受注者に丸投げをしていたこと、施工者みたいに自分で計画を立てて施工ができないこと、提案しても会社が反応しないこと、打っても響かない会社であったことが原因だったみたいです。
会社としては、技術士の資格を持つAさんを手放すわけにはいきません。
Aさんかわいそうに、会社ガチャ大はずれだ
能力ある人は我が道を行けば成功するんですね!
Aさんのために規則変更して退職に追い込んだら元に戻すとか、なにか法に触れそうですね
そうじゃなくてもこんな会社にはいないほうが良かったのかも
技術士の資格ってやっぱ重要なんだなと思わせる良記事。挑戦してみようかな
全くその通り。駄目な経営者の会社ほど、無能力者の仲良しクラブを作り権力を持つ。
じつは、私も当然解雇をされたのです。
理由は社長さん、飲んだ時に話したそうです。
アイツはオレより頭が良すぎる。
四国成り上がり系列はこんなもんですね。
私も一級建築、管工事、土木の資格を活かしてまだ、現場長をやり若者と楽しく仕事しています。
この会社は親会社のOBの天下りの為に存在するダミーのような組織でしょう、
そういう組織はやがて存在価値を失うは必定。
100%子会社であっても自立する意識を持たないと社員も仕事への意欲を失ってしまいます、
失われた30年の原因はここにあるのでしょう。