若者は、完璧な仕事とはどういうものなのかを知る機会がなくなります。だって気が付いたら完成しているのですから。また、ある程度進めたら先輩が仕上げてくれるという、無責任さが育ってしまうこともあります。
「ここまでやれば、あとは大人が何とかしてくれる」そんな意識が根づいてしまったら、将来が心配です。若者にたくさんの仕事を与えた結果、物足りない仕事ばかりが返ってくるようになる。
そんな40点を量産されてしまうと、施工管理としては品質事故や労働災害を起こしかねないまずい事態になります。やるべきことは、仕事の幅や量を絞って「質」の確保された仕事を最後まで経験してもらうこと。同じ「早く帰す」でも、話が違います。
たとえば「今日はここまでの成果を出せたから、もう帰っていいよ」と言える日があるなら、それは素晴らしい成長の証です。これによって、若者側が先輩のレベルに合わせることになります。
そして何よりも、「役割に応じた意識の違い」を尊重し合える関係性こそが、組織の強さを作っていくものだと思います。
※この記事は、『 【インスタで学べる】1日たった3分で学べる建設コラム 』の記事を再編集したものです。
良い記事だと思います!
あなたの提案の動画見ました。
提案を受ける上司向けの動画や記事も必要だと思います。
口当たりの良いプレゼンも必要ですが本当に利益につながる物を
判断できる上司も必要だと思いますw
昨今技術の進歩もあり本当に便利なツールやサービスもありますが
役に立たない物もあるわけでそれを選別できないと損をします。
そういった選別を出きる人材の確保と育成も必要だと思いますねぇ