地域と企業の生命線は、施工管理技士の求人、人材確保
同一地域内での「企業間格差」については、ある元請けゼネコンの役員から、次のような話を聞いた。
北陸地方にある元請けゼネコンの役員談
■現在の公共工事の総合評価方式では、施工管理技士等の技術者確保が必要。
■施工管理技士を確保できる建設会社は好調だが、確保できない会社は、受注機会に恵まれない。
■ズバリ、施工管理技士の人材確保こそ元請けゼネコンにとっての至上命題、地域建設会社の生命線。
・・・どうやら施工管理技士の人材確保が、地域建設会社の存続、そして巡りめぐって、災害対応空白地域の縮小につながるようだ。しかし、一個人である施工管理技士が給与の高い首都圏や東北に出稼ぎに行くのは仕方のないことかもしれない。
最近、地方ゼネコンの再編という話題も急浮上しているが、それについては後日また執筆したい。
経審が悪い