有効内法寸法

有効内法寸法とは、これは普通(内法)と称する寸法の定め方で、戸当りの内側から内側までが巾であり、沓摺りの有、無し、にかかわらず、床下端から上枠戸当り下端までが高さであります。これは基準面としての床と、通路としての考え方とともに、物の出し入れを考慮して必要寸法を決定するためです。しかし実際には沓摺りが付いたり、扉厚と蝶番の持出し分が出張って巾がせまくなるなど、問題があります。有効巾のとれる開き勝手の良い条件がそろう出入口はほとんどないと考えられる。

カテゴリ
モバイルバージョンを終了