いきものコンシェルジュ

いきものコンシェルジュとは、2012年に大成建設によって開発された生物多様性の簡易評価ツール(タブレット版)のことで、原理的には、計画地内外の環境分析に基づいた生物多様性の定量化(見える化)によって、豊かな環境作り/計画に寄与するものである。いきものコンシェルジュの開発経緯は、2010年のCOP10で、環境配慮型の施工計画を実施する上で生物多様性への配慮が不可欠とされたことに起因する。尚、いきものコンシェルジュは2つのステップ(周辺環境の入力/計画内容の入力)で生物の飛来の可能性(大/中/小/ほぼ来ない)を短時間に評価でき、また計画地周辺の環境(緑量/樹林/芝生/水辺)を入力することで、現状と計画を比較しながら、打合せ時の方針決定に寄与するものとされる。

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