ハツリ(斫り)とは、ノミをハンマーで叩くなどしてコンクリートを削る/砕くこと。新築/解体工事において少なからずハツリは発生するものとされ、ハツリ時には大量の粉塵/騒音が発生するとされる。打設したコンクリートを削るものであり、飛散したコンクリートガラの片付/手間が生じるため、施工プロセスとして非合理的/非経済的な作業と位置付けられる。尚、見積りにもハツリの項目はないため、捻出する必要があるとされる。その際、原因が下請業者にある場合は(下請業者に)請求可能であるが、自社の職員が原因の場合は給料から差引きされることが多いとされる。ちなみに、職員による原因は施工図の作成ミス/施工時のチェックミスが殆どとされる。