ビトパッカー工法

ビトパッカー工法とは、コンクリート構造物の漏水ひび割れおよびコールドジョイントの2段階補修工法のことで、液剤は性質の異なる2液を使用するもの。原理的には、対象躯体の中心部に向けた注入孔を設け、直径10mmの小径パッカーを用いて止水剤(ウォーターセラミックGF)を内部注入するものであり、コンクリートセメント中に含まれる水酸化カルシウムの溶脱を阻止、次に長期安定用止水剤(ビトグラウトN)を圧入することで完全充填するものを実現するもので、施工後20年経過でも再漏水箇所は報告されていない。ビトパッカー工法は株式会社アクアテックによって開発された。ビトパッカー工法はNETIS(ネティス)登録技術である。

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