フラッシュゲートとは、日本工営/東京都下水道サービス/管清工業によって共同開発された下水管路自動洗浄装置のことで、原理的には、転倒式ゲートで堰き止めた水が一定の高さまで上がった時点で、ラッヂが自動的に外れゲートが倒れて放出することで、管路内のスカム(汚濁物)/砂を一気に洗い流すものである。尚、フラッシュゲートはバネ付きゲート/フロート(浮き)で構成され、従来型と比べ人力/機材で定期的に洗浄することなく、電気不要で自動洗浄できるものである。ちなみに、フラッシュゲートの適用対象は、直径200~700mmの合流式/分流式の管路とされ、維持管理コストの削減に寄与するものとして特許申請中とのことで、今後が期待される。