プラットトラス

垂直材を入れたうえで、斜材を橋中央部から端部に向けて「逆ハ」の字形状に配置したトラス構造。ハの字型に配置したハウトラスとは正反対の構造である。
垂直材に圧縮力、斜材に引張力が生じるが、強度が必要なため鋼製である。アメリカ人であるトーマス・プラットが1844年に特許を取得し、木製橋から鋼製橋への架け替えに用いられた。
プラットトラスは日本では明治時代によく採用されたが、昭和になり資材不足に悩む日本では、部材が節約でき軽量化を果たせるワーレントラスが主流となった。

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