ラフタークレーン(ホイールクレーン)とは、狭隘な不整地でも走行/操縦を1つの運転台で行う建設機械のことで、原理的には入れ子状に装備されたブーム(先端ジブ)を油圧シリンダーによって延伸させて吊り上げて作業を行うものである。尚、ラフタークレーン(ホイールクレーン)はオートマチックな四輪駆動/四輪操舵システムを使用しており、煩雑なギアチェンジがないとされるが、荷重に応じて、移動式クレーン運転士/小型移動式クレーン運転技能講習修了/特別教育修了/大型特殊免許(別途)などの資格が必要とされる。ちなみに、ラフタークレーン(ホイールクレーン)の吊り上げ能力/ブームの形状は多くのバリエーションがあり、近年では都市土木工事において、低騒音/低振動の低公害型建設機械を採用する傾向があり、排出ガス規制に関しても「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(オフロード法)」によって規制される。