サイレンスチューブとは、トンネル工事における発破に伴う低周波音の低減装置のことで、錢高組とアイ・エヌ・シー・エンジニアリングによって共同開発された。原理的には、トンネル坑内に鋼製型枠による(U字状の)音響管を設置するもので、両端開口からの入射波と逆位相の共鳴現象で消音を見込み、尚、異なるサイズのサイレンスチューブの組み合わせによって、減音する周波数範囲の拡大を見込むものである。ちなみに、減音周波数帯の前後に増音領域が発生する事象に関しては、開口面に吸音材などの設置により改善を見込むことができるとされる。
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