土量変化(L値、C値、L率、C率)

施工管理の土木2級の学科で出されることが多いのが、L率やC率で表現される土量変化の問題である。土粒子と水と空気で構成される土は、そのままならば地山(じやま)と呼ばれる状態になっている。 その地山土量のうち、ほぐす量(ほぐし土量)がどのぐらいあるかを表すのがL値、押し固めた量(締め固め土量)がどのぐらいあるかを表すのがC値となる。 実際の工事では、ほぐす土はすなわち運搬する土を意味している。試験問題を見るとL値やC値を計算するというよりも、L値、C値が事前に与えられていて、その上で、ほぐし土量・締固め土量または地山土量を求める問題が多い。

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