モービル・マッピング・システム(MMS)とは、土工事の出来形計測システムのことで、トータルステーションなどの従来型に比べ、作業時間を9割近く減らすことができるとされる。原理的には、GPS(全地球測位システム)アンテナやレーザースキャナー、カメラなどを搭載した車両を走行しながら、周囲の位置データ(線的/面的)や映像を取得するもので、道路の三次元形状の測定や道路台帳附図を作成する際に使用される。なお、モービル・マッピング・システム(MMS)は、走行ルートと測量基準点(三角コーン)の設置箇所の最適化がなされ、現場の形状や施工状況に合わせることができるとされる。モービル・マッピング・システム(MMS)は安藤ハザマと朝日航洋によって共同開発された。モービル・マッピング・システム(MMS)は普通自動車の運転免許保有者ならば計測できるとされる。
モービル・マッピング・システム(MMS)
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