大口径長尺管埋設用簡易土留とは、ユニット式の土留材に切梁のスイング機構を追加することで、大口径長尺管を(水平に)吊り降ろして布設可能とするものである。現場内の転用の際に、土留材の設置/解体が不要のため、(従来型の大断面鋼製山留材のように)多くの労力を費やすことなく簡易転用が可能とされる。尚、大口径長尺管埋設用簡易土留は3種類(36パネルシリーズ/大口径3020パネル/GPLパネルシリーズ)あり、現場/土質条件に合わせて適用されることで、作業工程の短縮が見込まれる。大口径長尺管埋設用簡易土留は㈱エヌ・エス・ピーによって開発された。大口径長尺管埋設用簡易土留はNETIS登録技術である。