支持間隔拡張材

支持間隔拡張材とは、竹中工務店によって開発された中間階免震対応の工事用エレベーターのことで、原理的には、エレベーターを支えるマストの固定間隔を拡張することでフロアごとの繋ぎ材をなくし、地震時に免震層の上下で変位しても、エレベーターの運転に支障が無く、マストに生じる変形角を(許容値内に)緩和/抑制するものである。尚、拡張材は汎用性の高いH型鋼が使用され、現場/建築条件に応じて設計/製作されるため、早期復旧の時間短縮に寄与できるものとされる。ちなみに、支持間隔拡張材は工事用エレベーターと共に安全性を高める技術として展開が期待される。

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