自走式路面乾燥機とは、路面表面の水分を熱風で均一に乾燥させる自走機械(1~2m/分)のことで、原理的には、搭載された送風ブロアー/熱風発生炉/ノズル/熱風チャンバーにより路面のゴミ/水分を事前に吹き付け/除去し、吹き付け角度/高さ/熱風温度を調整しながら路面を一様に乾燥させることで、水分計にて乾燥状態を確認でき、舗装の品質向上を見込むものである。自走式路面乾燥機は従来型の(小面積ごとの)ガスバーナーや(広い面積には)ロードヒーター車などに比べ、直火による路面劣化や引火を防止するもので、端部における(オペレーターの)作業性の向上も挙げられる。自走式路面乾燥機は鹿島道路によって開発された。