CS-SC工法

CS-SC工法とは、前田建設によって開発された切削セグメントシールドによる円形外殻工法のことで、原理的には発信基地からの先行シールド(切削セグメント)を用い、後行シールドで切削/掘進することにより外殻シールドを(相互に組み合わせて)大断面の外殻部を構築するものである。尚、セグメント内に凍結管を配置することで外殻シールド外側を凍結/止水させ、後に外殻シールド内部をRCリング覆工体によって連結させてから、内部構造物を順次構築するものである。CS-SC工法は地中拡幅部における非開削の技術提案として、透水性が高い地盤や大深度(地下40m以上)におけるトンネル分岐合流などに適用される。

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