DRiスコープ

DRiスコープとは、山岳トンネルの切り羽前方の地山を簡易に可視化する技術のことで、原理的には、油圧ジャンボの削孔用ロッドを活用して所定の長さまで、ロッドの送水孔に内視鏡を挿入して地山の状態を観察するものであり、施工時の安全性と効率の向上が期待できる。なお、内視鏡の先端は回転が可能であり、孔壁の状態を映像で直接的に確認できるとされる。DRiスコープは切り羽の作業サイクルへの影響が小さいとされる。DRiスコープは戸田建設とオリンパスによって開発された。

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