EW工法は、電食技術を利用したシールド機直接発進到達工法を指す。土留め壁の杭芯材を化学反応により溶解し、直接シールド機を進入させて作業するときに用いる。シールド機通過部分の立坑補強鋼材を電食技術により薄肉、溶解し切削することで、到達、直進発進を可能にする。EW工法は切羽の露出開放を伴わないので、安全性の向上が図れるほか、地盤改良などの補助工法を省略でき、コストの縮減にもつながる。
EW工法は、電食技術を利用したシールド機直接発進到達工法を指す。土留め壁の杭芯材を化学反応により溶解し、直接シールド機を進入させて作業するときに用いる。シールド機通過部分の立坑補強鋼材を電食技術により薄肉、溶解し切削することで、到達、直進発進を可能にする。EW工法は切羽の露出開放を伴わないので、安全性の向上が図れるほか、地盤改良などの補助工法を省略でき、コストの縮減にもつながる。