LIBRA工法とは、株式会社横山基礎工事によって開発された仮橋仮桟橋斜張式架設工法のことで、原理的には、鋼製パネル化した上部工を先行型架設した後、鋼製パネルの杭橋脚連結部を導材として鋼管杭を直接打設することで、削孔/建込いわば上部工/下部工の併行作業を可能にし、工期短縮と安全性の両立に寄与するものである。尚、LIBRA工法は崩壊性/硬質地盤に適用可能、騒音/振動の小さい施工を特徴とするNETIS登録技術である。ちなみに、LIBRA工法の覆工板サイズは1m×6~8mを標準とし、専用工場で鋼材一式が備蓄できるため、上部工/鋼管杭の規格化/緊急工事に対応できる点が特筆される。