工事打合せ簿の書式の例
次に、工事打合せ簿の書式の例を挙げておくので、参考にしてほしい。
1. 仮設工 工事用道路 起点付近についての協議
2. 趣旨(課題)
距離標右岸○○km付近側道。工事用道路のトラフィカビリティーを改善したい。
3. 問題点
工事車両の走行が困難で資材の搬入ができない。①高有機質土で含水比が高くトラフィカビリティーが得られない・・・。
4. 現況
コーンペネトロメーターによる地盤強度試験の結果・・・。
5. 現場での対応
粒度分布のすぐれない土砂に対して・・・。結果・・・。
6. 対策検討
施工性 ○
経済性 △
留意点 ・・・
7. 添付書類
7-1. 土質写真 作業状況写真・・・
7-2. コーンペネトロメーター試験結果・・・
7-3.コーン指数とCBRの関係式・・・ ○○文献 ○○設計要領・・・
7-4.積算資料・・・
いかがだろうか。工事打合せ簿を書く際の7つのポイントは、今までお世話になった建設監督官や担当技師から教示された、発注者目線からの工事打合せ簿を作成する要点なので参考になると思う。
工事打合せ簿に決まった書式や書き方はないので、もっと簡潔にしたりオリジナリティーをだして、技術力もアピールすれば工事評価点の向上も期待できるかもしれない。
設計変更の無い現場はあり得ない。なるほどと思うフレーズを教えてもらえるとうれしいですね。
地方の建築元請です。
私の地域の公共工事では設計変更は議会承認案件なのであり得ない。
自己判断で勝手にどうぞ。本工事に関する施工責任は発生するので受注金額の増額は認めませんが自主的にプラスアルファをする分には認めてあげます。と言われますよ。
このまま図面通りに施工すると漏水するんですが・・・と質疑しても増額は認めない。漏水は瑕疵に該当するので適切な処理計画をお願いします。正当性があると認められれば認めてあげるので根拠の資料を作成して下さい。ってスタンスです。
建築ってこういうの多くないですか?設計変更を認めてくれるのは土木だけだと思ってます
地方ゼネコン、建築の人間です
私の勤める会社の地域の地方自治体は設計変更を基本的には認めません
設計数量は参考数量だ、減額は認める、増額は認めない、でも設計数量を土木基準(フカシは計量ししていない)もちろんコンクリートの強度補正は無し!でも単価は建築単価(でしょ?)
そして地域的な事もありますが、潮位を考える事が出来ないレベルなのに監理者気取り(日本全国TPで考えちゃ駄目でしょ)
3.11を見れば分かるでしょう。自然と戦っても、原則としては勝てない、勝つためにはお金と時間とスペースが必要です!
土木と建築は違います、積算基準を勉強してください(受注者にも不勉強な人いますが・・)
公共事業でさえ、ちゃんとした根拠持っても(潮位表等、公共建築工事積算基準等)潮位が分からない、数量の変更認めないって例があります
50cm以上のTPとの違いの高さによる、潮水に使った根切底に役所担当者入れてフカシ部分(土間スラブ等)の積算の瑕疵を責め立てたくなりますよ
現場独自の事はほぼ省きましたが、色んな所であるのでしょう、なぜ建築の積算できない人がとてつもなく多すぎるのか・・4%、複合単価、建築工事、これで工種が出ないのは素人では?
他の人でもありましたが地方だと建築での追加はなかなか認めないですね。
設計図、数量、条件などを入札前質疑で聞いてもほぼ無回答だし打合せ簿作成どころじゃない。