中間貯蔵施設で働く施工管理技士の宿舎と休日
——現在の宿舎、通勤時間は?
現場から通勤40分くらいのプレハブ宿舎です。押し入れ込みで6畳。TV、冷蔵庫、エアコン付き。食堂、トイレ、お風呂は共同ですね。食堂は実費ですが、朝夕の食事も出ますし、栄養管理もしてくれます。しかも美味しいです。たまには外食もしますが(笑)。
宿舎環境に快適さを要望すればキリがないので、自分の考え方と過ごし方でしょう。私の場合、生活必需品はDVDプレイヤーですかね。まとめて1週間レンタルしています。ただ、福島県での仕事が今後も長く続きそうなので、家族を呼んでこちらに生活のベースを移すことも検討しています。
——休日の過ごし方は?
福島県のゴルフ場はフィーが安い!しかも、沿岸部のゴルフ場は冬季もクローズしません。家族には言えませんが、これも福島に移住したい理由の一つだったりします(笑)。温泉も車で30分圏内に4~5ヶ所もあるし、福島県は本当に良い所です。充実した毎日を過ごすことができます(笑)。
中間貯蔵施設工事で生かせる施工管理経験
——中間貯蔵施設工事では、一般工事での施工管理経験も活かせる?
考え方のベースは一緒ですから、施工管理の経験で何とかなります。私も施工計画、積算、測量、書類作成など、一通りの仕事は経験してきましたが、特にAutoCADの経験は、中間貯蔵施設工事でも重宝しています。欲を言えば、3DCADまで出来れば良かったんですけどね。
——中間貯蔵施設工事も人手不足と聞いているが、どんな技術者が必要?
土木も建築も1級施工管理技士の資格は必須だと思いますが、中間貯蔵施設工事は誰もやったことがない事業なので、かえって自分自身の建設技術者としての全経験を活かせるチャンスの現場でもあります。待ちの姿勢では絶対ダメです。置いていかれるので、「こうしたい!ああしたい!」とやりたい事をきちんと提言できる姿勢と向上心が必要です。興味がある1級施工管理技士の方は、福島復興のために、ぜひ協力してほしいですね。福島県は過ごしやすいですよ(笑)。
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