1級土木施工管理技士でも中卒は就職に苦しむ
さらに、たとえ1級土木施工管理技士資格を取得しても、中卒者は施工管理系の会社への転職で門前払いされるケースが多い。施工管理技士の資格だけではなく、最低でも高卒以上の学歴を求める企業がほとんどだからである。
世間では低学歴な業界と思われているが、中卒には厳しいのである。工事現場で必死に働いている中卒の若者を見るたび、彼らの行く末を案じてしまうのは私だけではあるまい。
そこで私は数年前から、ある取り組みを個人的に実施している。中卒の若者を施工管理技士としてキャリアアップさせてくれる企業に無償で引き合わせる活動である。
最近の人手不足とあいまって、すでに何人かの中卒の方々が「施工管理技士の卵」として施工管理会社への転職に成功しているが、情熱を持った若者が施工管理技士になれば、きっと学歴に関係なく素晴らしい施工管理技士になってくれると信じている。
中卒の1級土木施工管理技士も活躍したい
しかし、 その一方で「中卒は勉強しなかったから自業自得だ」という批判もよく耳にする。
その点、中卒も高卒も大して差はないと思うし、大卒でも現場で使えない人はいるのだが、大卒者よりも若い時から実地で働いている中卒者は、建設現場のことを人一倍熟知している点は強みである。
現場の流れを理解している人のほうが、施工管理技士の仕事に向いているのは言うまでもない。
そして、中卒者が建設業界で働くうちに、やがて「現場監督の仕事をしてみたい」と思うようになるのは不思議なことではない。そういった方々が施工管理技士として働いてくれることは、建設業界にとってもプラスであり、国も望むところのはずだ。
情熱を持った中卒者の努力を無碍に潰さないよう、国もそろそろ施工管理技士の資格制度を見直し、学歴偏重を見直すべきではないだろうか?
建設現場には、学歴よりも重要なことが山ほどある。どうせ世間から低学歴だと思われているのだったら、中卒者を最大限に生かす方法も模索するべきじゃないだろうか。
おっしゃる通りだと思います、個人的には極端な話1級土木施工管理技士や2級土木施工管理技士の資格があれば、それ以前の学歴など無視して構わないと考えています。
私は大卒で1級土木と1級造園の施工管理技士を取得しましたが、特に理系大学で土木や造園に関わる研究などをやっていない場合知識的には高卒も中卒も大卒も同じです、知能面でも資格試験に筆記や経験記述を課している以上大差は無いと考えていいと思います。
また、中には家庭環境に恵まれず進学できなかった方もいらっしゃると思いますので学歴による振るい分けはあまり意味がないように思えます。
ここにも必要な規制緩和。
建設業界の将来のためにも不要な規制はなくしていきたいですね!
2級土木施工管理技士は
卒業後すぐに実務についたとして、
大卒者は早くても、中学卒業から8年6ヶ月後
高卒者も、中学卒業から8年6ヵ月後
中卒者は、中学卒業から8年後に
受験資格が得られるということは、
大卒・高卒者は、6ヶ月の遠回りをしいられるのですね。
大卒よりも早く資格が取れる中卒にがんばってもらいたいですね。
あれ、年一回だから実質変わらない?
でも同じ資格を持っているなら実務経験が長いほうが良いですよね。
あと、
中卒者が1級土木施工管理技士の資格を受験するのに必要な実務経験年数は15年ですが、
2級を先に取得すれば取得後5年ですよね。
ということは、2級取得のタイムラグを含めて中学卒業後14年でしょうか。
大卒は、実務経験4年6か月以上なので、中学卒業後11年6ヶ月後でしょうか。
実質、2年遅いだけですね。
バカはしょーもない駄文発表せず病院行け!