「建築」と「電気・設備」の衝突
建設現場に構える現場事務所ですが、私の会社では、小規模な現場を除いて大抵の場合、「建築」「電気」「設備」の3つの部屋を用意します。
そして「建築」「電気」「設備」のそれぞれのメンバーは基本的には別々に仕事をして、会議や現場で一緒に話し合いをします。工事を進めるにあたって、お互いに相談することもよくありますが、相互間にある溝も深く、トラブルに発展することもしばしばあります。
特に「建築」と「電気・設備」の間には、大きな溝が横たわっていると思います。
私の上司である所長X(建築)は、その溝を埋めるどころか、拡げる人間でした。
私見です。たぶん新築工事ばかりされているのでは?
新築工事と改修工事で環境が違うと思っております。
新築は、意匠·構造がメインで語られ、建築主導でないと、纏まらない事が多く、
改修は、設備更新が多く、分離発注の場合の特に居ながら工事は、施主が重視するのは、電気·設備で建築は設備付帯扱いがザラです。
改修では大型工事でないと、新築に当たり前のプレハブ事務所が無い変わりに、当たり前に本設の女子トイレが使用可能とか、傷付けるから無駄に安全帯·腰道具は着けるな!など
現場それぞれですよ。
なんだかただの愚痴みたいだね
自分はゼネコンの設備担当だからどっちつかず
サブコンから見れば建築屋の人間
ゼネコンの建築から見れば設備の人間
サブコンの施工管理やってますが、設備屋は敵が多くて困る。組下ならちゃんと管理してもらわないと困る。設備は知らん!は昔の話ですよ。
分離発注の場合どうする?躯体、内装と給排水衛生は建築、電気は配電、カメラや消防無線は通信の現業部門が発注。
施主サイドは仲が悪くても、現場はある程度もたつまれずです。
しR束日本
ゼネコン所長です。
建築が偉い、設備、電気は下。そんなことはありません。皆一緒です。
強いて上げるなら一番偉いのは施主です。でも施主の担当者も会社の社員だから、実際は職長さんが偉いのかな?
建築は建物の器を作りますが、電気が無いと単なる洞窟ですよ、そして設備がないと暑くて住めない。だからみんな仲良く建てましょう。
ほんと、言う通りです。だれかが偉いわけでもなく、決める必要もありません。むしろ害。施主さんも難しい仕事をきれいにこなす職人を尊重しますし、わかってくれない施主さんは仕事の前に断ります。安く、グレードの高い家を求めるのは、建築では無理です。安いには理由があり、いいものにはお金をかける。そんなスタンスが施主さんにも理解が必要ですね。
設備ですが、確かに中堅クラスのゼネコンには未だ建築が偉いって人居ます
そんな現場は最近だと断ったりしてますね