建機レンタルの女性をコマツIoTセンタ専属に
福岡、熊本2ヶ所のコマツIoTセンタの運営を取り仕切るのが、九州沖縄カンパニースマートコンストラクション推進部の中村恵美さん。コマツIoTセンタは全国に12ヶ所あるが、運営責任者が女性なのは九州だけだ。
もう一人のスマコン専属スタッフも女性で、森山美保さん。一部では、それぞれ「エミー」と「モリー」の愛称で呼ばれており、九州のICT建機の世界では、アイコン的な存在になりつつある。
中村さんは、中途入社。社歴は12年目。バスガイドに始まり、歯医者、商工会議所、保険など、様々な仕事をしてきた。コマツには事務職で入って、レンタルのフロント業務の後、営業に従事した。
森山さんは、コマツ一筋の15年目。事務員として入社し、北部九州の店舗などで主にフロント業務などを担当してきた。
コマツICT建機の営業に関わる喜び
コマツのフロント業務とは、店舗にいて、レンタル建機の手配などを行う窓口業務。店舗には客などから電話がかかってくる。
ときには不思議な電話もある。電話を取ると、「おーい、俺じゃ!」と言う。名前も言わず、会社名も言わない。そのすべてが地域建設業の常連さん。ビジネスマナーとしてはありえない。
地域建設業だからなのか、ローカルだからなのか理由は定かではないが、日々の電話応対は終始そんな感じだった。「それだけお客さんに密着できていたということ。苦労もありましたが、楽しかったです」(中村さん)「実際に接すると、良い人ばかり」(森山さん)と振り返る。
中村さんはその後、営業にシフト。担当エリアは大分と佐賀。店舗仕事から一転、外回りの日々を送った。機械だけでなく、施工に関する知識にも触れる機会が増えた。重機オペの免許を取ったのも営業のためだった。
営業を通じて感じたことは「建機の営業は男性より女性が有利」ということ。男性の場合、客から「コマツか、いらんいらん、帰れ!」と言われることは珍しくないが、「一度も言われたことがない」と言う。
「女性だと現場で目立つし、すぐに顔と名前を覚えてもらえるし。とにかくイヤな思いをしたことがありません」と振り返る。
頭の固いおじさんでも、女性の話は聞くよねー。
もちろん、そんな考え方はこの時代に大声では言えないけどね。
全世界共通事項です。
誰が何を言おうが生き物の摂理です。
全国女性にしてや
働き方改革の一貫で、効率が上がる機械、ツールに対する助成金が増えると、こういった取り組みは浸透すると思うんだよな。
ある意味、コンクリートから人へ、やん。
ICT建機はコマツの一人勝ち。こういう人も下支えしてるんですね。素晴らしい。
コマツICTの天下ですね。オレンジ色は何してるのでしょう?