土木は優しさを届ける仕事
デミマツの出番は、主にイベント冒頭とシメの部分だった。デミーさんは、爆破イベント、測量イベントなど、デミマツのこれまでの活動などについて説明した。以前「施工の神様」に掲載されたエミモリの記事の紹介も織り込むなど、イキなはからいもあった。
マツさんは、防災の日にちなんで、防災に関するレクチャー。基本的には親向けで、95年前の関東大地震の画像などを用いながら、災害と土木の関係、熊本市が抱える地形的な洪水リスクなどについて説明したほか、治水を目的に建設中の立野ダムの必要性などについても語った。「土木は優しさをカタチにする仕事なんです」というフレーズが印象に残った。
イベントのシメとして、デミーさんとモリーさんの腕相撲対決、マツさんとエミーさんの指相撲などが行われた。
モリーさんとの腕相撲について、「今回の腕相撲は、最近活躍しているエミモリをライバル視した私からの挑戦だった」(デミーさん)と振り返る。
モリーさんは「円盤投げのプロアスリート」ということで、「絶対負けません」と豪語していたが、あっさり敗北を喫した。その後、デミーさんは、参加した子どもたちとも対決。子どもたちがモリーさんのカタキをうった。
「デミマツとエミモリは仲間でもあるが、ライバルでもある」(デミーさん)と今でも闘志を燃やす。
手弁当でイベントをやり続けるのは「正直キツイ」
デミマツの過去イベントをおさらいすると、2016年4月の佐賀を皮切りに、長崎、福岡、大分、宮崎、そして熊本と九州各地に広がっている。デミマツの野望は、九州を制覇した後、九州以外でもイベントすること」(デミーさん)と力を込める。
ただ、デミマツの活動は、基本的に手弁当。自分たちの小遣いでやっている。ただ、イベント打ち合わせなどのため、事前に2〜3回は現地に足を運ぶ必要があり、イベントが重なる月の交通費は10万円に上る。「時間的、金銭的にも裕福だから、できるんだろうなあ」と思っていたが、「正直、いろいろキツイ」(マツさん)と内情を明かす。
「ライフワーク」としてのデミマツの活動を続けていくためには、「最低限の活動資金は必要だ」と考え始めている。そのための方策の一つが、活動に賛同する不特定多数の人々から、寄付を募ること。とりあえず「僕も一口乗りますよ」と言っておいたが、さて、どうなるか。
■デミーとマツのプロフィール
デミー:出水 享(でみず・あきら)
土木技術者・博士 (工学)・3Dフォトグラァー・土木伝道師・マンホールハンター 。2014 年にドローンの空撮画像から軍艦島3D製作。2015年に軍艦島3Dでグッドデザイン賞。2016年に研究で開発した技術が国土技術開発賞(国土交通大臣表彰) 。土木は『空気のような存在』。あって当たり前、ないと生きていけません。土木の存在や役割を知ってもらえるように土木をアピールして行きます。長崎大学に勤務。
マツ:松永 昭吾(まつなが・しょうご)
土木技術者。博士(工学)、技術士(総合技術監理、建設)。「橋の町医者」として、計画、設計、点検、診断、耐震設計に従事。人や社会に対する優しさをインフラと いう「かたち」にできるのが土木のミリョクと考えています。(株)共同技術コンサルタト福岡支店長。(一社)ツタワルドボク副会長 。
噂のドボク応援チーム「デミーとマツ」
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ギ、ギニュー特戦隊?
な、なぜ?
めっちゃ応援したいです。寄付募集の広告を業界紙に出せばいいのに。
業界紙はとってても誰も読んでないやん(^^)施工の神様のほうが話題になるしタダで載せてもらうしかないっしょ
デミマツの応援、一口おいくらでしょうか?
コマツが儲けているから、コマツに支援してもらおう!
たしかに、3兆円企業のコマツなら安いもんだ。
こういうとこにも投資して欲しいね。