東日本大震災の反省から、北海道地震の液状化を考える
北海道地震で被災に逢われた皆様と救助活動されている方にお見舞い申し上げます。自分は自分なりに出来ることをと考えて、取り急ぎ書いています。
7年半前の3月29日に浦安市災害対策本部にご招聘いただいた自分は、当時の浦安市の松崎秀樹市長にこう言われました。
「岡本さん。浦安のライフラインは4月15日には全て仮復旧します。そうすると次は市民から“傾いた家をどうすれば直せますか?”と質問が来ます。その時に、判らないですとは言えません。そのため家の傾きを直す専門業者に連絡をとってます。」
今振り返ると、自分はその時に充分な役割りを果たせませんでした。もちろん多くの専門家も同様だったと思います。
その経験をもとに東日本大震災の時の反省や、にわか業者による施工の酷さによる2次被害を見てきた者として、今年4月に「曳家が語る 家の傾きを直す 沈下修正 ホントの話」(主婦と生活社)という本を出版させていただきました。
今のところ、液状化で傾いた家を修復するための唯一のハウツー本です。建築士さんの購入が多かったです。
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では、今回の北海道地震での液状化による家の傾きについて、私の意見を書いてみます。
札幌が地元の身としてはこういう情報はありがたい!
こういう情報こそ、地元の建設業者の人に届いて欲しい!
ありがとうございます。少しでも役立つと良いんですが・・。みなさん将来を考えてご心配されているでしょうから。
行政に届け!
ありがとうございます。なかなか行政の方は自分のような現場職人の意見に耳を傾けてくださらないです。大学教授など肩書きが無いと駄目です。
実地の意見を聞ける機会は少ないのでありがたい。後学の為本買わせていただきます。
ありがとうございます。職人も、建築士や工務店に文句ばかり言っていないでもっと発言しないといけないですよね。本は「主婦と生活社」ですから、本格的な専門書というわけではないですが。現場の汗を感じていただける内容だと思います。それと・・ゴーストライター説がありますが、編集はされてますが・・・97%自分の文章です(笑)