土木屋の約9割が家族に建設業を勧めたくない
ある団体が地域建設業で働く土木技術者(土木施工管理技士有資格者)を対象にアンケート調査をしたところ、衝撃の結果が飛び出した。
土木技術者の89.3%が、建設業への就職を家族に勧めたくないというのだ。
これでは土木業は「不人気な業種」と言うより、「お先真っ暗な業種」だと言える。

土木技術者を対象にしたアンケート結果
現役バリバリの土木技術者たちにさえ、見限られつつある地域建設業。
政府が進める「働き方改革」によって長時間労働は是正され、休みも増えているのではなかったのか?
地方の現場では今、なにが起きているのか。地域建設業のウラ事情などに詳しい業界関係者Aさん(仮名)に話を聞いてきた。
発注者とのやりとりは、まさに記事のとおりですね。
仮設の図示があいまいで、注釈等に「任意仮設とする」等と書かれている時は要注意です。
①仮設は任意なので受注者の責任で決めて下さい⇒②仕様書では法令順守が求められます。安全に配慮するとこの計画では不足です⇒③発注図面にない大げさな仮設が必要になりますが、図示のとおり任意仮設なので矛盾はありません⇒④受注者が自分で決めた仮設なので変更の対象にはなりません。という流れです。
この理屈に立ち向かう良い案は浮かびませんでした。
分かっていたのに受注した、不明確だと思うなら入札前に質疑を出すべきだというのが受注者側のスタンスです。
この間これにやられ持ち出しました。
しまいには担当者から、儲かってるんだからそのぐらいいいでしょと言われました。1%出すのにどれだけ大変か、殺意しかなかった。
こう言う罠に引っかからないために、発注者側が仕掛けてくる罠の情報をみんなで共有したいですね。
現場側の経験、知恵を合わせて発注者に対抗していきましょう。
現場側の知識の集積を❗️
みんなが同じことを感じてると思うと面白かったです。
>「農家のトラクターは公道に土を落としても、誰も文句を言わない。建設業者のトラックが土を落としたらどうだろう。誰かがお役所に通報し、清掃とお詫びが要求され、発注者による叱責もある」
更に加えるなら農家の収穫時の米の運搬も。
軽トラに1トン近く積んで運搬していますが見て見ぬ振り。
まったく同意見です。責任回避が仕事の人がやたら多い。どうしたら変わるのだろ?
地方の主要産業って役所だから、こんなに役人が偉そうなんだろうなぁ。
都心だと他の産業が強いから役人なんてそんなに偉くない。
役所の建物を見てみればわかるけど、地方の一番立派な建物って役所か公共施設だったりするやん。東京なんて豊島区役所とか最近までボロボロだったよ。
フランスのデモみたいに日本人も役人に激しい抗議した方がいいんじゃないかな。火をつけるとか過激なのはやだけどね。
現場の苦労もっと世に知ってほしいです。官も上の人(メンツしか無い人や議員)に無理を言われて地整でさらに請負業者を叩くという構図が今の現状ですよね。協力業者さんも若い方は少なく、連日現場に出るのは辛い方もいます。そう思えば実際の仕事の内容を考えていない工期を出し、コンサルタントも現地調査もせず適当な発注資料を作っている。さらに地域住民への配慮も基本的には各業者の仕事。どんなに気を配って調整してもクレームを入れる人は絶対にいますが、責任は全て業者のせい。工事評点という形でマイナスが入ります(1点で数百、千万の影響が出ることもあります)。そして会社で個人が叩かれる。こんなんじゃ企業が何人新卒入れても現場に若手が入ってくるわけがないです。この職種に就いて、世の中にはモノを考えての”仕事”ではなく、無駄なものを作る”業務”をする人間の多さに失望しました。
どこの業界団体とは言わないが、表面だけいいような広告をばらまいて若者を集めようとして税金使って、でも結局こういう臭いことに目を向けないから意味がない。すぐやめる。国と施工の神様がコンビを組むことが一番希望につながる?なんて思いました。あー寒くなってきたし夜勤嫌だな。
最近、お馬鹿な発注者が増えたな。税金で仕事をしているのだから、利益なんて出す必要ないでしょ、と真顔で言ってくる。自分の給料は、税金のくせにね。それ以前に、われわれも納税者なんだけど。