土木一筋、現場肌のリーダー
——BM事業部への期待は大きそうですが、それを牽引する前土井さんご自身は現場出身ですか?
前土井 土木工事の業界に入って18年、格正建設に入社してからは15年になります。父親は公務員でしたし、建設業とは特に縁はなかったのですが、理系に進んだ大学時代からものづくりに興味があり、気が付いたらこの世界へ飛び込んでいました。
今年3月、BM事業部に配属されるまでは、ずっと建設部、つまり現場です。道路、河川、砂防ダム、トンネル、橋梁…ほんと、いろんなものを作ってきました。苦労も沢山ありましたが、仕事が楽しかったですね。基本的に現場が肌に染みついているので、この春からBM事業部の立ち上げでデスクワークが増えてきて、自分的には少し物足りなさも感じています(笑)。
とはいえ拠点が完成し、車両を導入するまであと少し。稼働後は3台の特殊車両を武器にBM事業部の存在を定着させ、発展させることに全力投球していきます。そのためにも事業部に関わるスタッフの教育・育成が急務となりそうです。
——教育・育成といえば格正建設は土木を専攻する高校生を対象に工事現場で研修会を行うなど、未来の建設業界を担う人材育成にも意欲的ですね。
前土井 一昨年に続き、昨年も「一級河川太田川水系 猿猴川 高潮対策工事」の工事現場に県立広島工業高等学校土木科の高校生を招きました。
座学で高潮対策事業やICT事業を学び、現場で船からの台船作業、最新型ドローン測量デモ、ICT建機デモ施工などを体験学習する「工事研修会」を開きました。
土木を学ぶ高校生たちには、何よりも現場と触れ合ってもらうのが一番ですからね。現場管理者不足が切実な業界にあって、私たちの試みに参加した学生の中から一人でも多く将来を託せる人材が育ってくれればうれしい限りです。
ウチも御多分に漏れず、人手が足りていません。将来と言わず、いまこの時点でも若くていい人がいれば採用したいです。
現場に入ってもらえば、私たちが責任もって仕込みます。
■格正建設株式会社
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小さくても良さそうな会社ですね。これから成長しそうです。
国内に数台しかない特殊車両を輸入して橋梁検査及びメンテナンス業務にチャレンジされるという社長さんの先見性と土木建設業者としての使命感のような心意気に感銘を受けました。
公共インフラの老朽化が全国的な社会問題になっている昨今ですが、継続的な安全点検及び補修等で重大事故を未然に防いでもらいたいと思います。特殊車両が活躍している施工現場を目にする日も近いですね。
庭園と一体化した社屋も素敵ですね。現場で苦労されている社員さんの憩いの空間になることでしょう。
皆さんの法被姿に社歴の重みと団結力を感じました。
最後の写真にぐっときました。これぞ、金儲けだけじゃない建設業のかっこよさですね。
確かにぐっときました
高校生を招待した現場研修や最新型ドローン測量デモなど、私も是非参加したいものです。
大雨災害を教訓に広島の未来を背負う会社として今後の成長に期待しています。
いい会社だなー、転職したいー