「現場で工夫せんから、点数取れんのじゃ!」と顧客を一喝する営業スタイル
独立したものの、オフィスは自宅。顧客は前の会社の知り合い。新規営業する気はなく、PRはブログだけ。なんの成果もなく、2ヶ月が過ぎたあるとき突然、静岡県の建設会社から注文が入った。
「ん?注文?うわ!ようせんようせん」とパニックに陥り、初めての注文を断ってしまう。見た目の割に、気が小さい。「ブログしかやっていないのに、注文が来た。今思えば、ようこんなんで注文がきたなあ」と自分に感心する。
商売が軌道に乗ったのは、既存の顧客の口コミ。基本的に「こっちからこうしませんか、ああしたら良いですよ」と提案しない営業スタイル。例えば、顧客から「今回、点取れんかったわ。どないしょ?」などと相談を受ける。その時初めて「現場で工夫せんから、点数取れんのじゃ!」などと問題点を指摘するようにしている。
一旦口火を切ると、もう止まらない。地域住民などの理解を得るためにはどうするか。専門用語で説明しても住民には伝わらない。看板をイラスト化すれば、子どもにもわかるなどなど。アドバイスを取り入れた結果、良い点数が出る。感謝される。他の会社から相談が入る——という具合に、顧客を増やす。「おい島、ウチの現場で工夫できることなんかないか?」という相談があると、「しめた!こっちの世界に引っ張り込めた」と内心ほくそ笑むと言う。

イラスト製作は、自室の普通のパソコンで。島さんのイラストは、紫煙とともに生まれる。
その一方、「相談があっても、お金のことばかり聞いてくるお客さんとは、取引しない。ウチの看板がいかに良くて安いか、頭でパッと理解できる人でないと、長続きしない。チラシで説明して、反応がなければ、『この会社、レベル低いな』で終わり(笑)。追いかけたりしない」とシビアな面も。
いいおっさんだな。うちも頼みたいけど、遠方は平気なのかな。
その問題になったという豊満なイラストを見たい笑
豊満なイラスト見たい!
こんなおっさんが萌えキャラデザインしてたら確かに変態にしか見えない
でも筋が通ってて面白い社長だなー自分のとこでも使ってみて近隣住民の反応見てみたい