
大石

田知行さん

白水さん
例えば、福岡市では、下水処理水の一部を再生水利用しており、トイレの洗浄用水などで利用しています。また、汚泥処理過程で発生するガスでは消化ガス発電が可能で、水素ガスも作ることもできます。
そのほかにもさまざまな活用方法があり、ただ汚いものというわけではなく、人がいる限り、なくなることのない資源だと思います。

大石

田知行さん
地元の要望を踏まえながら、道路工事を進め、最終的に目に見えるカタチでものができあがると達成感があり、仕事が楽しかったです。「次も道路をやりたい」と思っていましたが、異動先は下水道でした。

大石

田知行さん
新たにものをつくる部署ではないので、仕事の魅力を言葉にしづらいところがありますが、毎日新たな経験を積み重ねることが、自分の力になっている実感があるので、それが楽しく、モチベーションになっています。
市役所では、人事異動は数年ごとにあるので、次もまったく違う分野の仕事を担当する可能性はあるわけですが、土木の技術職員として、道路や上下水道、港湾など様々な分野の仕事に携われるので、それが公務員の魅力だと思っています。

白水さん
今のところ下水道以外の部署は経験がありませんが、市役所にはいろいろな分野の仕事があるので、それがモチベーションになっています。

植田さん
市役所の場合、3〜4年で異動になってしまうのは、正直に言って、「志半ばで仕事を離れる」という残念な気持ちがあります(笑)。自分には「市役所は向いていないのでは?」と考えたこともありました。
でも、異動したらしたで、興味深い仕事はたくさんあるし、どんな気持ちで仕事に向かうかが大事だと思えるようになりました。最近では、同じ人が同じ部署で一つの仕事ばかりしていると、考え方が囚われてしまって良くないと考えるようになっています。

研修員受入れにより、海外GJと交流する植田さん

大石

植田さん
最初の頃は「土木」=「ものをつくる」というイメージがあったわけですが、下水道の前は道路維持などの仕事をしていたこともあって、「『土木』=『まちを守る』だ!」と今では思っています。
「土木」と一言で言っても、いろんな分野の仕事があり、様々な違った視点があり、でもどれもきっと、みんなのくらしを支えていると考えています。
権力を振りかざす世間知らずの勘違い野郎どもは本当に消えていただきたいです。