公共工事が安いから、談合やダンピングを繰り返す
公共工事が安すぎると、単純に利益率は上がらない。
建設業を知らない人が何億何千万という金額を見聞きすると、そんな儲かっているのかと感じるが、何億何千万という金額で先行して材料等を買っているのだ。
利益率が上がらなければ、次工事を受注できなくなり、真面目にがんばっている中小零細の建設会社は持ちこたえられない。
するとそこを狙って、新規参入を目論んで入って来る不良不適格業者によるダンピングの横行や、その結果、市場の減少により敵対的競争のための談合、その逆に対抗策としての談合などが発生する可能性すらある。
ただ、どのような状況になったとしても、現状安い工事からさらに価格競争をしているので、当然至る所にシワ寄せが行くのだが、やはり協力会社や資材メーカーとの調整役でもあり、実行予算を行う技術者の悩みは想像に難くない。
働き方改革は必要だが、追い打ちに…
楽な仕事など無いが、やはり相対的に考えて知識の量や体力、精神的にもハードな建設業界には企業ごとに働き方改革が必要だろう。
だが、もう少し現場を観てから判断してもらいたい。
正直「必要か?」と言いたくなるような書類が多々ある中、仕事量は変わらないけど残業するな、は少々無理がないだろうか。
たとえば、コンサルタント料が貰えるなら別だが、現地と設計に相違があり変更する場合など、測量や設計、変更図面の作成、どれも本来発注者の仕事だ。
とはいえ受注者が行うことでのメリットも当然あるので、そこだけに関して言えば、そこまで私は気にしていない。
では何が言いたいかというと、このように通常量+αの現状、でも会社からは残業禁止、終わらないから技術者二人体制等の模索、結局予算が圧迫、給与が上がらないというような状況になりかねないか不安を覚える。
経営者の豪邸を見ると利益がないとはいえない。
例えばどこの会社ですか?><
役所の担当者が数年で変わってしまうのも問題、自分で判断出来るだけの経験が無いから前例を踏襲するしかない。
それはありますね。
癒着の問題等もあるので一概には言えませんが、異動が速すぎて毎年、何もわからない人がくる。
残業するな、休め。結果、工事期間が長くなるから管理費がかさむ。
80点以上の好成績を取れ。結果、創意工夫等の費用がかさむ。
原価を抑えろ、利益をあげろ。
どないせーちゅうねん!
まじで土木ストライキしてやったらええわ
本来、独自の技術力等で工期短縮などが創意工夫ですが、昨今は意味は無いけどとにかく自腹切れば創意工夫みたいな、
本末転倒だねww
全て緊縮財政が悪い
MMT的にはインフレするまで国債はいくらでも発行してもいいのに、財務省が財政を引き締めるから公共工事費も圧縮されるのです。
いっそ公共工事を全廃してこの国のインフラが崩壊すれば国民も財務省の愚かさがわかるのでしょうかね。
役人の目を見るとわかる
国民は直接払っていないから理解できない(しない)。
発注者は自分のお金でないから適当にやる(面倒毎はお任せ)。
元請けは利益を確保できれば十分。
それらのしわ寄せが下請け、孫請けにくるんですね。
そのしわ寄せ対策もしているようですが、効果は微妙。
何のための単価設定なんでしょうね。
まさに表題通り。
実際、工種により、「ハナから無理じゃん。やれるもんならお前やってみろっっ!」てう単価で設定されてることが多すぎます。
他の工種で四苦八苦してなんとか帳尻を合わせていかなくては本当に赤字になってしまう。
厳しい公共工事単価設定と、何それほんとにそれで良い工事できんの?っていう安かろう会社から、自分たちや仲間業者、そして建設業界を守るためだって談合をしてきた人達の気持ちはよく分かりますね。それが良いとは言えないけれど。
良いとは言えないけれど。。。。
うんそうですねー難しいですよね。
このような記事を今後も継続して掲載して頂き、建設業の現状を多くの方に知っていただきたい。
そして、若い人たちが魅力とやりがいと相応の対価の受けられる業界になってほしいと切に願う。
公的市場価格(–物価・–資料)では生コンや鉄は変動しているのだが、10年以上価格を変えてもらえない製品がかなりある。
何度、価格変更を提出しても価格が変わらない。これで設計されるのだから、積算価格より高い販売価格も出てくる。
意図的にやっているのだろうが、こういう仕組みはダメだと思う。
安いのはまだしも、安すぎますからね。
これだと他の業種と競うのは無理ある。
本来利益がでる単価でなければおかしいのに
公共工事は利益を出したら、やれ悪いやつらだの、やれ利権だの言われ
現状は「それどこで買えるの?」ってのが市場単価
結果管理費を削るので管理技術者の給与は上がらず、当然それより責任レベルの低い職人も上がるわけがない。
公共工事は積算資料を用いてまともに積算すると明らかに低入が多発するくらい高値ですけどね。ただし資産管理部署が予算要求の段階で民間価格の安い見積もりを使用するため、発注部署は低くせざるを得ないこともしばしば
底入になるのはそれでできるという事では無く、取れなければ仕事自体が無いから致し方なくが本音です。
現在はコロナもあって発注数は異常に少ないです。
知っていたら申し訳ないですが、災害防止、維持管理系は予算や範囲、日常に支障が出ないように等、長期的また計画的にやる必要があります。
災害がおきてからやればいいでは遅く、またその時に即応できる地場の業者がいなければ言わずともわかると思います。
もちろんそれが全てでは無いですが、低入が発生する原因を間違えておられると感じます。
人手不足→働き方改革→会社赤字→賃金カット→人手不足