工事はすべて”お任せ”のイエスマン発注者
役所発注の工事を施工するとき、私たちは頻繁に発注者と直接打ち合わせをする。
その際、あらかじめ発注者側である程度の施工方法を考えてくれていれば、私たち施工する側の人間としては非常に助かる。
しかし、中にはハナから考えることが面倒なのか、それとも施工方法のことは何も分からないのか、「全てお任せで」と言ってくる発注者がいる。
施工方法をある程度決めてもらった上で、われわれ施工業者がどういった機械や道具を使って施工していくのかを決める、という流れが一番効率的な仕事の進め方である。
だから、何も考えなしに最初から「お任せ」と言われるのが、施工業者としては一番困るのだ。
バックホウで水道管を裂いても…
事前の情報や図面もない状態で、すべてお任せされてしまうと、もしバックホウで掘削中に水道本管やガス管などを裂いてしまったとしても、発注者はなんの責任も取ってくれない。
あとから、「水道管やガス管があることは聞いていない」と主張したとしても、泣き寝入りで終わってしまう。
だからこそ、施工業者も発注者に対して、具体的な施工指示を求めるのだ。
しかし、まともに話を聞いてくれず、何を聞いても「お任せで」と答える、情けないイエスマン発注者がけっこういる・・・。
頷ける記事で、このような発注者はたくさんいそうだと感じます。
以前、役所に常駐して仕事をしたことがあるのですが、脅迫や恐喝を目の当たりにしました。ヤクザの世界ですね。
行政見てるか?
悪い発注者を告発出来る窓口を作って欲しいね。