和洋学園で天井落下防止工法「鴻池CSFP工法(帯塗くん)」を実施工
――「帯塗くん」の受注例はいかがでしょうか。
大林 学校法人和洋学園(国府台キャンパス)の学生食堂(南館)、エントランスホール(東館)、講堂の3施設を対象に「帯塗くん」を施工しました。また、歩掛りやコスト試算などを調査するため、鴻池ビルテクノのシステム天井でも「帯塗くん」を使い、性能及び商品としても問題がないことが確認できました。

和洋学園東館エントランス 天井落下防止処置工事
――和洋学園での評価はいかがだったでしょうか。
大林愼二 安価で改修後の違和感がなく、デザインもいいねという言葉をいただきました。今後は実施工を積み重ねつつ、改善を進め販路を拡大していきます。「帯塗くん」をキッカケに、鴻池組による新たなお客様の開拓と鴻池ビルテクノが本業にしているリニューアル工事にも関心を持っていただきたいですね。
ある会社からは「夜間作業になるが、天井落下防止工法が可能か」というお声がけをいただきました。こうしたお声がけを今後も大切にして、新規のリニューアル工事の受注につなげたいですね。
また、プロモーションとして、2018年12月の施設リノベーションEXPO(住宅・ビル・施設 Week 2018内)に「帯塗くん」を出展しました。この展示会で300人を超える官・民学校関係者や工場・その他の施設部門の方々と名刺交換をさせていただきました。
また、年始にご挨拶した学校の施設担当者の方に「帯塗くん」を紹介したところ、「すぐ提案書を提出してほしい」と要請がありました。学校も、やはり天井を外すと情操的にも吸音性にも課題があり、かといってネットを張る工法であれば見た目も悪くなるため、色々と逡巡される施設担当者の方も多いようです。そこで「帯塗くん」の出番が今後増えてくるのではないでしょうか。
――今後の方針と御社の将来的展望については。
大林愼二 鴻池ビルテクノは、親会社の鴻池組から定年を迎えた豊富な経験を有したベテラン社員を多く受け入れ、改修・修繕工事を主体として、従来からのお客様の維持継続を第1の目的とした企業活動を行っています。
昨今の建設業界の好況で、人材不足から定年延長が主流となり、思うような人材の補充ができておりません。現在年商100億円が見えているものの、社員の高齢化により工事量的には、現有勢力ではほぼ限界が見えており、今後は収益性を高める方向にシフトしていく必要性を感じています。そういった観点からも、他社との差別化を目指すために、今回の特許工法「帯塗くん」が開発されました。
今後はまずは実績を伸ばし、従来のお客様からのご要望にお答えするとともに、新規のお客様のご要望にもお答えし、新たな市場開拓に繋げていきたいと思っています。
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