住友林業と熊谷組が業務資本提携した理由
昨年11月9日、ハウスメーカー大手の住友林業と、準大手ゼネコンの熊谷組が業務提携・資本提携することを発表した。同月にはパナソニックが松村組を買収すると発表するなど、建設業界は今、デベロッパー、ゼネコン、ハウスメーカーの垣根を越えたボーダレス化の時代を迎えている。
なぜ住友林業は、パートナーとして熊谷組を選択したのだろうか?住友林業の新事業戦略開発室長・永江剛史さんにその狙いを聞いてきた。
「ハイブリッド建築」、「木への回帰」そして「ワンストップサービス」という3つのキーワードが、提携の背景にはあるようだ。