正常なレベルの機械は1台だけ
私は現地の真面目で頭の回転が早いワーカーを4人ほど選び、彼らに基本を教え、そのあとで他のワーカーを加え、指導させながら作業を進めようと思った。
そう思い通りにはいかないだろうなと思いながら、現場を一回りして元の場所に戻ってくると、やっぱり誰もいなくなっている。この程度の出来事は海外の現場経験が長いと想定済みだが、それでもやっぱり精神的にガックリくる。
現場のまとめ役のジョーと二人で散々探し回って、やっと彼らを見つけたのは、土木の擁壁コンクリート打設前の型枠の底を掃除をしてるところだった。土木の人間たちがお構いなしに、人手が足りないと連れて行ったらしい。
土木の人間は全員、日本のゼネコンのプロパー社員で、私は派遣されてきた社外の人間。どうしても立場が違うのは明らかだ。
最後の手段!建設コンサルからJICAへ連絡
「明日のコンクリート打設は何がなんでもやるため掃除が必要だった」というのが彼等の言い分だが、建築の都合など全く考えていない。
建築の工程なんか知っちゃいない、土木優先だ!という空気が蔓延し、建築工事がドンドン遅れていく。
「それでは困る!建築に必要なワーカーは是非確保して欲しい!」
「建築作業中のワーカーを勝手に土木の工事に従事させるのはやめて欲しい!」
と毎日のように主張しても聞き入れて貰えない。
それどころか、会議の席上では「建築の遅れを取り戻すために、建築の人間としてお前を呼んだのに成果が上がってないじゃないか!」「いろいろな困難がある中で工夫して工事を進めるのがお前の役割だろう!」とボロクソに言われる。
建築の工程の説明をしても、全く聞く耳を貸そうとしない。そんなことが毎日続く。
日本の本社に状況を説明しても、「分かってる、何とかするから、もうちょっと待ってくれ」と返事は来るものの、事態は一向に改善されない。
土木工事の監理をやっているものです。
私たち土木屋からすれば、建築工事の遅れや日程変更のおかげで、外構工事が突貫になる事が、珍しくありません。私たちからすれば、建築業者が元請けだしお客さんだからあまり強く言えません。
ちょっと、建築は土木を見下してるじゃないですかね?あと、コンクリートを打設する前に型枠の中を掃除して何が悪いのでしょうか?貴方の会社は品質は考えてないのですか?
遅れているのに職人を引っ張っていくのはさすがにおかしいでしょう。
掃除したきゃ土木の作業員さんに頼めばいいのではと言いたいのでは??建築の作業員を引っ張るのがおかしいということだと思いますが??
あと建築の遅れがと言いますが、そもそもの工期が適正じゃない物件が多すぎるからです。それは施主のせいですけどね。
建築・土木云々ではないでしょう。
そもそも視野が狭く、了見も狭い。
そうかな?土木と建築というのはどうでもよくて問題はそこではない気がします。海外案件が増えるにあたって参考になりました。
土木とか建築の問題じゃないだろこれ。
土木屋で建築やっとりますがそこの技術者の問題とチーム全体の信頼関係の問題でしょうに。
それを土木全体化のように言われて土木屋を見下す。
下らない
お互い様ですわなw
下手なレベルよりも水盛り管、下手なレーザーよりも下げ振りの方がよっぽど正確で間違いないんですけどね。建具の枠程度ならレベル、レーザー有っても精度確認怪しかったら水盛り管、下げ振り使います。
便利な道具の時代だけれど臨機応変、知恵を使えない人間が増えちゃったよね。
下手なレベルやレーザーが現場にあることが問題なのでは?
土木の会社?建築の会社?と言うよりは、海外のレアケースなのでは?
日本では、ゼネコン以外の土木屋は大きくまとまった工種以外は自分で施工しますが、建築工事は全てに置いて何屋と称するの者が職人気取りで仕事してますよね?
部分部分では必要な時も有りますが、昨今色んな〇〇屋が増えてるのは何故?
建築屋さんは国交省の作業員分類を理解して下さい!