施工者が倒産した現場を引き継いだ実例
施工管理の現場は、個人の住宅からマンション、大規模な複合ビル、被災地復興事業、公共施設など実にさまざまである。
どの現場でも受注から引き渡しまで順調に進めばいいが、不景気のあおりを受けやすい建築業界では、施工途中で建設業者が倒産したり、施主ともめたりなど、想定外のことが起こりやすい。
建築施工管理技士である私は実際、施工者が倒産した現場を引き継いだ経験がある。その凄惨な現場を事例として、施工者が倒産した現場を引き継いだときのリスクと注意点についてお伝えしたいと思う。
もし今後、施工者が倒産した現場案件に遭遇した場合にご参考いただきたい。
建築施工管理です。お疲れ様です。
情報から躯体完了し仕上前に倒産なのかな?
行政からお願いされてやむを得ず施工を引き継ぐ苦労は心中お察しします
めいいっぱい貸しを作って評価されてください
経営状態を調査しない、辞退は入札禁止て本当?今時そんなことしてたら事業進まないだろう。あと図面もないのにどうやって札入れたんだ?本当か、これ?
役所が入札会社の経営状態をチェックする、という話は聞いたことないですね。
そもそも役所は法律に則って運営されますので、法律にないことはしない(できない)ですね。
入札・契約や前払金の支払時には、契約保証金やそれに替わる履行保証保険をかけることに(法律上)なっています。
それ以上の措置はできないかと。
辞退については、最近でこそ「辞退者に対する不利益な措置は一切しない」と明記されますが、一昔前までは、辞退すると役所の心証を悪くするから、次回の入札から指名されなくなるのでは…という噂がまことしやかに流れていました。だからおいそれとは辞退できませんでしたね。
再発注図面については、おそらく倒産時点で躯体まではできていたんでしょうから、元の発注図から躯体部分の数量を抜いて再積算して再発注されたんでしょうね。