現場の声を反映し、進化し続けるワークシューズ
――ナース用のシューズなど、さまざまな業界向けのワークシューズをつくっている。
井上 これまで『現場で働く人を応援する』というスローガンのもと、安全性・耐久性・軽量・デザイン性の高い製品を16タイプ開発しています。そのなかで、さまざまな業界のニーズを積極的にくみ上げてきました。
2017年発売のオールマイティ第2世代では、「より軽く」という要望に応え、前シリーズから約35g軽量化しました。
また、ブランド誕生時から靴紐とベルトのタイプを上市していますが、「靴紐がほどけると困る」「機械に巻き込まれると危ない」という声があったため、2018年春夏からベロに靴紐が収納できるモデルも発売しました。
また、「スポーツティストの高いミズノらしいシューズがほしい」という要望も多いため、サッカーシューズの”はと目”やテニスシューズの通気口といったノウハウも導入し、デザインと機能性を高めてきました。
初代・オールマイティ発売以降は対応業界・業種を拡げるトライも続けていて、そのなかでナースシューズも誕生しました。
さらに、製造業(精密機械等)に適した静電気帯電防止タイプや土木作業に適した防水タイプも開発しています。
現場に必要なモノは、全てミズノで揃う未来へ
――今後の展開は?
井上 2016年に約11.2万だった年間の販売数が、2018年は約28万足になっています。このマーケットシェアをさらに大きくすることが最大の目標です。
そして、ラインナップをさらに拡充し、現場で働く皆さんをサポートしたいと考えています。たとえば、いま”脱ぎ履き”が多い内装業向けの製品を開発中です。
今後も、ミズノならではと言われる機能とデザイン性を追求していきます。
――どのようなワークシューズを開発していきたい?
井上 従来のワークシューズにない画期的な製品を開発することが目標です。家から電車やバスで現場へ出向き、家に戻るまでずっと履いていても違和感がない、お洒落なシューズをつくりたいと考えています。
そして、現場のワークスタイルをガラッと変える製品をつくって、「ミズノ以外は考えられない」と言われるブランドへ育てたいと思っています。
私はシューズ担当ですが、会社全体として「ミズノワーク」という大きなプロジェクトが動いています。
ウエア・手袋・サポーター・バッグもつくっているので、各担当が頑張って「現場に必要なモノは全てミズノで揃う」と言われるようになったら、とてもハッピーですね。
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わいもミズノさんお世話になっとる。他のメーカーは履かなくなったわ。
ミズノ良いですよね!
ディアドラも!