「書類づくりは現場監督の仕事」という固定観念
ただ、課題もある。建設業界には「書類づくりは現場監督の仕事」という固定観念があり、せっかく建設ディレクターを配置しても、現場監督が自分の仕事をうまく任せられないケースがある。
そもそも、現場とオフィスのコミュニケーションが不足気味という土壌も少なからず影響している。
現場監督は本来、自分にしかできないコア業務に専念すべきだ。だが、様々な事情から建設ディレクターにすんなり任せられない人もいる。
課題解決には、「この業務は建設ディレクターに任せる」という経営者、現場監督、建設ディレクターの三位一体の取り組みが不可欠になる。
建設ディレクターは働き方改革の救世主になるか
「建設ディレクターの構想は、そもそも地元建設会社の現場監督から声を聞かせてもらったことから始まっている。
今後も引き続き、建設ディレクターの知名度を上げつつ、建設業で働くことの魅力について、業界内外に対し、積極的に情報発信していきたい」(新井社長)と力を込める。
建設業の働き方改革は、大手は別として、掛け声ばかりで実際には遅々として進んでいない。地域の建設会社では、書類づくりを含め、複数の現場を掛け持ちせざるをえない現場監督も少なくない。
建設ディレクターが地域建設業の働き方を変える救世主になるか。今後の動きを見守りたいところだ。
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おうつくしい・・・・・・
良い取り組みですね、知りませんでしたね
建設・測量 生産性向上展2019で説明を聞いてました.
会社の規模にもよりますが、1名でも有能なディレクターがいたら、現場はずいぶん楽になりそうですね.
ぜひ頼みたい!
働き方改革の一助になりそう。
ブラックサンダーみたいで好きw
単純に1人体制から2人体制になる感じ?
予算が厳しいなか2人体制になることで残業は減るだろうし、非常に楽になりのは分かるが、その分給料が下がらんか不安
これは良い取り組み。
現在でも、某都発注の上水工事では、書類を担当してくれる外注業者が実際に居て、そこに依頼すると現場の人は施工管理と現場監督に集中できるのでかなり楽になるようです。
これを全ての業種に広げることができれば素晴らしいですね。
問題は、建設工事と一口で言っても多種多様な業種があり、まず建築か土木かで全然違います。例えば土木と言っても、土地造成・道路・河川・橋梁・港湾工事と多岐にわたり、その中の道路だけをとっても、舗装・街築・擁壁・法面保護・上水道管・下水道管・共同溝…と業種がたくさんあって、それぞれで書類の作り方や管理のポイントも異なります。
今のところは、それらの業種に精通した技術者にやってもらうわけですが、これだけの広い分野を「建設ディレクター」は、はたしてカバーしきれるものなのか?!・・・という疑問は残ります。
できるところからはじめるのが第一歩ですかね。
この資格をとるため受講完了してますが・・。私にとっては時間の無駄でした。講師のレベルが?です。
素直に二級土木施工の学科を勉強したほうが良いです。