3Mと共同で落下実験。 フルハーネス義務化にどう対応するか
──高所作業用・フルハーネス対応モデルも開発したそうですね?
外処 2019年2月に法令が変わり、これからフルハーネスと電動ファン付き作業ジャケットの併用が増えると予想しました。ところが開発したフルハーネス対応タイプは、高所から落ちるとずり上がったジャケットで首を絞める可能性があったんです。
そこで安全性を確認するため、スリーエム ジャパン(3M)と共同で落下実験を開始。身体にかかる負荷を調査したところ、適切にフルハーネスを着用すれば安全に併用できることが確認できました。
もちろんエアリージャケットは快適性も兼ね備えています。Dリングとランヤードを通すウエア背中側にあるゴム絞り口が空気を逃がしません。さらに前身頃にフックを掛けられるなど利便性も追求しました。作業現場で喜ばれるウエアが完成しています。
このように今後も安全性を厳格に確認しながら、安心して使用できる商品開発を行っていきたいと考えています。
2年後に年間売上100億円を目指す
──ミズノワークウエアのこれからは?
香山 2018年はエアリージャケット1タイプで1万枚の販売実績がありました。2019年は4タイプを上市しており、当製品で5万枚の販売を目指します。そしてエアリージャケット以外でも商品ラインナップを拡充します。
いまワークジャケット・パンツをはじめとしたアウターとインナーで45アイテムをラインナップし、キャップ、ベルト、ソックス、サポーター、手袋といった小物も含めると全体で90アイテムを販売しています。
今後は対応業種・職種を拡げて、2年後はワークウエア事業(ウエア・シューズ・小物など)全体で年間100億円を売り上げることが目標です。そして現場で働く皆さんをこれまで以上にサポートしたいと考えています。
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野球部だったから、インナーとか靴とかついついミズノ選んじゃうんだよね