監督が何ともならんばい!
先日も、九州は博多にいる古巣の元直属の上司に会いに行きました。15年ぶりでしょうか、大手のナンバーNo.2のポジションに上りつめておられました(笑)。
元部下としては嬉しい限りですが、その上司も同じことを言ってました。
「監督が何ともならんばい!入札も参加出来んばい!」
って(笑)。
職人不足よりもとてつもない勢いで加速している監督不足。監督は簡単には成長しません。じっくりやっていかないと、いい加減な監督になってしまいます。
優秀な監督は、規定に則った杓子定規と適度な柔軟性を両方持ち合わせた監督が出来る監督です。最初は杓子定規でこれはこれでないと出来ない!から始まって、経験を積むうちに柔軟に対応出来る様になるわけです。それをマスターするまでにやはり経験がモノを言います。
おそらく、今後監督の人数はもっと減っていくでしょう。現場監督の収入は右肩上がりが間違いないでしょう。その代わり、転職は数回する必要があると思われます。もしくは今の会社の給与基準が上がるか?ですね。
監督を大事に出来ない会社はドンドン監督が辞めていく可能性が高くなります。なぜなら、世の中が現場監督を欲していますから!
労働者はお金を求めつつ、やり甲斐を求め、居心地を求める。そのバランスを兼ね備えた施工会社が今後残っていくんでしょう。
今後、職人争奪戦よりも監督争奪戦が熾烈を極めるんでしょうね。
※この記事は『新エンタの法面管理塾』の記事を再編集したものです。
専業の監督ならまだしも元請けの監督は一人前になるまでが職人より長いからな。
技術や知識以外に近隣住民との調整もはいるし。
電気設備の現場監督ですが、現場代理人をやると責任と給料のバランスがまったく取れない。
億単位の現場代理人は責任は全責任を負わされるが代理人手当ても付かないし、役職次第では残業もつけられないか付けにくい。
給料面では次席に負ける可能性も高い。
しかし、現場の責任は全部代理人。
これじゃあ、やりたいと思えない。
需要があるのはわかっているので、独立してフリーランスになろうと考えています。
現場技術者(現場代理人・監理技術者)をないがしろにしてきたツケが回ってきましたね。ざまみろといいたいw
もともと日本の制度が、現場代理人・監理技術者に責任を押し付けすぎです。
現場代理人・監理技術者に必要なものとして
・技術的な知識(机上)
・現場の知識(実際の施工内容)
・発注者と協議できるコミュニケーション能力
・地域住民と仲良くなれるコミュニケーション能力
・現場を準備段取りできる力、ノウハウ
・現場の作業員、職長と渡り合える力
・施工途中の、さまざまな問題を解決できる提案力
・利益を出す金銭感覚
・安全に関する知識、安全を指導できる能力
・コンピュータを自由自在に扱える能力。エクセル、CADはできて当然
・夜間、休日でも仕事をし続けられる体力
ざっと考えただけで、これだけあります。
とんでもないスーパーマンでない限り、パーフェクトにこなすのは無理ですが・・・
これらのことはできて当たり前、問題が起きればすべて現場監督の責任ですwww
↑上記の6割しか出来なかった元・監理技術者が通りますよ。出来なかった残りの4割は、コミュ力に尽きます…。
自分のところだけかも知れないが地場コンは地域に名前が知られているから今でも住民の方は結構協力的ですよ。
知っているが故に「お願い」もありますが、、、笑
管理者2人以上でできる程度の経費を設計で考慮してくれるといいんだが。
管理者2人以上でできる程度の経費を設計で考慮してくれるといいんだが。
これはほんとにそうで、直接工事費とは別に技術者2名×工期(ここ重要)でみてほしい。
あと世話役の設計単価が安すぎる。