若手にも工事が完成した達成感を味わってもらいたい
――働き方改革への対応は?
松下さん ウチの現場では職員の4週8休を実現しています。年間の休日予定を早く決めることで、対応しています。まず全員の年間の休日を組んでおいて、そこに各社員の有休などの予定を入れています。
今の現場は土曜日も動いているのですが、土曜日に出勤する社員数は2名に減らしています。出勤した2名には必ず代休を取らせるようにしています。簡単な書類作成、ルーティンワークなどは外注化して、職員の残業時間の削減につなげています。
――若手育成についてどうお考えですか?
松下さん 今の現場は職員が私を含めて11名配属されています。その中には若い職員もいます。自分の担当した箇所で、苦労しながら現場の作業員さんと協力してモノができていく喜び、達成感を味わうことで、そういう若い職員が日々育っています。彼らの成長する姿を見ると、所長としての仕事を感じます。
――高架化工事のやりがいは?
松下さん 今の現場では、過去に関わった2つの高架化工事の経験を活かして、仕事を進めることができています。やはり、これだけ大きな構造物をつくること自体にやりがいを感じます。以前の現場で工事が完了し、鉄道が開業したときには、達成感を覚えました。今回の高架化工事でも、それを味わいたいですね。
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苦情が多い時こそ住民目線で頻繁にご自宅に顔を出す、これ以上の対策は有りません。目先の利益・工期に囚われる事なく、長い目で対策を行い、安全第一で竣工迄頑張って下さい。