参加学生からの高評価がなにより有難かった
セミナー後のアンケート結果を見ると、参加した学生全員が「参加して良かった」との評価であった(5段階評価のうち「とても良かった」9割、「良かった」1割)。これはホントにうれしかった。
参加した学生の感想は、以下の通りだ。
- 実際に企業を訪ねる会社説明会よりも、大分リアルな話が聞けた。
- 本当にフラットな雰囲気で、建設コンサルタント業界のことを知ることができた。
- 地方コンサルから大手まで様々な意見を聞くことができた。
- 会議の途中のような、気軽さがあった。
- 会社説明会の少し話しづらい雰囲気ではなく、社会人の方もかなりオープンに話していた。
- 複数の企業に勤める方々の雰囲気を知ることができた。皆さまの顔つきや表情から本当にありのままの意見、現状をお話しいただけたように感じられた。
「フラット」「リアル」「フィールフリー」なドボク就活を
今回のセミナーを通して、採用担当していた時代、通常の会社説明会や面接では知ることのなかった、就活生の偽らざる本音の悩みや不安、会社側への期待を知ることができた。
そこから見えてきたものは、今後のドボク就活の在り方を再定義する上で非常に有益な情報だった。
- フラット:学生と会社はフラットな関係である
学生と会社の関係は、一方通行の「選考」ではなく、双方向の「マッチング」のスタンスで、常にフラットな関係である。 - リアル:飾らないリアルな情報を伝える
光の部分だけにフォーカスしたような会社がコントロールした情報ではなく、闇の部分も含めた飾らないリアルな情報を提供する。 - フィールフリー:だれもが気軽にアクセスできる
オンライン・オフラインを効果的に使うことで、だれもが時間的・場所的・金銭的制約を受けず、気軽に情報にアクセスでき、選考の場に参画できる。
いかがだろうか。
このことに異議を唱える人は多くないのではないか。むしろ、「本来、就活ってこうあるべきだよね」と納得できるのではないか。
では、なぜ今の就活ではこのことができていないのか。それは、就活の目的が入社すること、つまり「就活=入社」になっていることが要因ではないかと思う。つまり、入社することが目的化すると、必然的に採用人数が数値目標となり、人事担当者はその目標達成のためにやっきになる。
すると、どうしても会社目線での「選考」スタンスになり、会社の光の部分を強調してPRしてしまう。学生側も、入社するために本心を偽りごまかしてしまう。結果、無事入社したものの、「思っていた会社と違った。やりたい仕事と違った」とミスマッチがおき早期退職してしまう。このような実態は現状よくある。
では、「就活=幸せに働くこと」と定義してはどうか。学生と会社は双方向の「マッチング」スタンスで、常にフラットな関係で就活できる。フラットな関係が築けると、心理的安全性が保たれお互いが本心をありのまま伝えることができる。
闇の部分も含めて会社のリアルを知った学生は、入社後もミスマッチなく、モチベーション高く幸せに働くことができる。そして、だれもがどこにいても気軽に選考の場に参画でき、平等に門戸が開かれている。
私は、こんなドボク就活を実現したい。
別に土木に限った話ではないんだろうけど、コロナで就活の手法だけ変えるんじゃなくて、就活とはどうあるべきかみたいな本質から紐解いて変えていくべきだよね
それに、大手についてはweb面接、説明会の対応が進んでるけど、もともと大手と比較されて人が集まらない中小こそとっととweb対応しないと比較すらされないよ
今回の記事みたいに無料のツールで簡単にできることなのに危機感ないのかな?
おっしゃる通りです!
就活生とフラットな立場に立てば、やるべきことがたくさん見えてきます。
大手、中小関係ないですよね!!
あ、今回のzoom、2000円/月です笑笑
とても安価ですー。