トラッククレーンの運転席にも注意
さて準備が整い、いよいよ解体作業に掛かろうとトラッククレーンがゆっくりブームを伸ばして行きます。絶対に大丈夫という気持ちの反面、やっぱり不安な面もあったので、視線は自然とブームの先に釘付けになっています。そして、ブームが伸びきった時でした。
鳶さんたちが異変に気付きました。「あれ? 届かないぞ」絶対に届くはずと何度も計画したはずのトラッククレーンのブームが、目標の足場のわずか1.5m先までしか届いていなかったのです。私の頭は軽くパニック状態に陥っていましたが、すぐに原因が思い浮かびました。
そう、運転席が反対だったのです。トラッククレーンは運転席のキャビネットの後方に、クレーン部分の旋回台がついているため、運転席が前にあるのと後ろにあるのとでは旋回の中心がずれます。そのため、1.5mクレーンのブームが届きませんでした。私が感じた一瞬の戸惑いとは、まさにこのことだったのです。計画通りに進めるには、運転手は前進ではなく、バックで袋小路の道を目的地まで進まなくてはいけませんでした。
結局、他の足場の解体作業を中断して、100tのトラッククレーンが届かない所だけ、常駐のクローラークレーンで足場を解体したので体制に影響はありませんでしたが、大手ゼネコンの社員である私にとって立場的にもかなりショックな出来事でした。トラッククレーンの運転席の向きには、くれぐれも気を付けましょう。
運転席がどっち側かなんて計画の仕方しないだろ。旋回中心偏ってんのか?計画用のCAD部品だっていくらでも手に入るだろ。
ツッコミ所が多過ぎて書ききれないが…強いて言わせてもらえば、鉄骨建方とか重量物の設置などで作業半径が1.5メートル届かないならアウトだが、足場の1.5メールって1スパンじゃんw手前のブロックに手バラしでいれたら?てか孫出せば届くんじゃ無い??しかも何段あったか知らんが、2段もしくは4段落としたあとなら1.5メートルなら届くだろw鳶がクソだな…まあ足場しかやらない鳶みたいな人達だったんだな…作り話なら今回の話は駄作だね、せめてせめて