混乱のない同族会社の事業承継の在り方とは?
静岡県・沼津市で防水や塗装、大規模修繕工事などを手掛ける株式会社スエヒロ工業。2009年に先代社長の死去に伴い、若干23歳で息子の櫻井弘紀氏が代表取締役社長に就任した。
だが、当時の櫻井氏には経営の知識は一切なかった。そこで、社員や協力会社の一人ひとりにこう呼びかけた。「先代の社長は会社の父親。社員や協力会社はその子ども。私が長男となるので、子ども同士で協力し合おう」。その思いに感銘を受けた社員や協力会社は一人も離れることなかった。
混乱なくスムーズな事業継承に成功した同族会社の若き2代目に、決意を語ってもらった。
従業員や協力会社の信頼を仕事で勝ち取ろうとする姿が素晴らしいです。
飲みにケーションで仕事を融通する時代ではなくなってきていると個人的にも感じています。
このような考え方を持った建設会社が増えるとよいですね。
同感です。仕事を頂いてる感謝はもちろんありますが。見返りを求められるのはどうかと思います。真面目にしっかりとやってくれるからと仕事を振ってくれる相手には今以上の仕事で返そうと思います。きれい事は大事にしていきたいですね。