技術士を施工計画で受けることの意味とは?
話を戻す。建設コンサルタント勤務の技術者が技術士の施工計画を受けるのはなぜか、そこにどんな意味があるのか。今これを書いている時点で、はっきりしているものは無い。ぼんやりと思い浮かんでいることとしては、「できるだけ現場のことをイメージして設計とか検討をすること、現場で使える成果物を作ること」かな、と。
一方で、建設コンサルタント勤務の技術者が技術士の施工計画を受験するのには、疑問に思う向きもあるだろう。「施工の神様」でも時々見られるが、施工管理技術者の中には建設コンサルタント勤務の技術者を敵視する人がいる。敵視までいかなくても、良く思っていない人は多いはずだ。
設計成果と言っても現場で使えるシロモノじゃなく、工事受注者がいろいろ手直しをする場面はとても多い。私もそれを何度も経験している。一部だけ使えるならマシなほうで、全部使えなくて、ゼロから作り直したケースが少なくない。
そういう経験をしている施工管理技術者は多いはずで、その方々からすれば「なんで建設コンサルタント勤務者が施工計画で技術士を受けるのか?」と思う人がいてもおかしくない。
ただ、現場の経験を、ほんの少しでもいいから建設コンサルタントに還元したいと思っていて(きれいごと?)、それが建設コンサルタントに転職した動機である。少しでも現場の人たちの苦労を軽減できれば、と。
そういう考えで施工計画で技術士を受験する予定である。受けてもいいでしょうか・・・?
施工管理です。
前回に比べ文章かなり気を使われましたか笑
そんな気にせずストレートにぶつけ合っても良いと思います。
暴言も多いですが、、、、
専門外の技術士をとることの意義は大きいと思います。
私も最近は少し設計も勉強するようになりました。
試験頑張ってください。
ありだと思います。
現場を知らずして計画など作れません。
私も昔、役所で勤務していた時に上司に「現場は生きているから毎日現場を確認しなさい」とよく言われていました。
役所を辞めて民間に移りましたがその経験を無駄ではなかったと思います。
試験の健闘を祈っております。
施工管理から設計コンサル転職の技術士︰建設部門(施工計画、施工設備及び積算)を34歳の時に取得した者です。
受験して良いと思います。
私も現場の施工管理(橋梁コンクリート構造施工業者社)から設計コンサル(橋梁設計)に転職し、鋼・コンクリートでの受験を進められました。
でも、施工計画が得意だったので、施工計画で、技術士二次試験を受験し、無事に合格し技術士を取得しました。
書かれている通りで、私の周りの設計技術者の一部には、施工計画を安易に考えており。施工が困難になるケースが有ります。
現場の実情を、知っている方が設計に携わる事は、重要な事だと思います。
設計コンサルでも、技術士:建設部門(施工計画、施工設備及び積算)の技術者が増えて施工時の手戻りが減少する事を祈ります。
余談ですが、F県の業務で、設計施工協議と言うのがあり設計段階で、地元施工業者に施工計画を説明し協議をした事があります。その時は、細かな所で、指摘を受けた記憶があります。
また、他のコンサルは、「その方法出来るの?」など、手厳しい意見も…
上記の様に、国や県の業務で、施工計画をもっと重要視して頂くと、施工計画技術者の活躍や実際の施工時の出戻り減少ができるのに…