かゆいところに手が届く存在に
――お客さんとの関係づくりで心がけていることはありますか。
墨さん われわれが持っているノウハウを、お客さんに利用してもらうというスタンスを心がけています。お客さんが要求していることをしっかりキャッチして、われわれが持つノウハウを最大限活かしてお応えするということです。
そうすることによってこそ、信頼関係が結ばれると考えています。お客さんにとって、「かゆいところに手が届く」ような存在であり続けたいと思っています。
――土木技術者に求められる能力、スキルはなんだとお考えですか。
墨さん お客さんの要求事項をしっかりキャッチできる能力だと考えています。知識は必要ですが、持っていて当たり前なのです。それを取りこぼすと、出力が変な方向に行ってしまうからです。
「お客さんがなにを求めているのか、なにをしたいのか」をしっかり受け止めることさえできれば、あとは自分たちの実力を出せば良いだけなので。
ウチの社員でも、お客さんの要求事項をなかなか受け止められない者はいます。受け止められないままでは、一生懸命つくった提案資料を出しても、「なんか違うよね」と反応されるのがオチです。結果的に「ムダな努力」になってしまうのです。
人材採用・企業PR・販促等を強力サポート!
「施工の神様」に取材してほしい企業・個人の方は、
こちらからお気軽にお問い合わせください。